はい
これが十三香(シーサンシァン)です。
見るからに中国の香辛料なんですが、その通りです。
コショウ、スターアニス、クミン、クローブ、シナモン、カルダモン、オレンジの皮、生姜、月桂樹の葉 、 サンザシ、甘草、クミンなどが使われています。
要するに、「すごい五香粉」です。
この香辛料について先日夫にプレゼンしたところ、とても興味を示していたのでここでも紹介させてください。
十三香との出会い
IT業界ではお世話になったことのある人も多い「中国のオフショアSEさん」。
彼らは日本語や設計の勉強を兼ねて、数ヶ月〜数年日本に来てくれることがあります。
私のオフィスにも、数人のSEさんが来てくれていました。
そんな同僚たちと、突発的に行われていた餃子パーティー。
オフショアSEさんたちが住まう東京東部の寮にて、本場中国の餃子を披露してもらえるという超素敵な会です。
オフショアの方々は家族で来ている人たちもいます。彼らの子供と、私たち日本のSEの子供を遊ばせている傍ら、大人は餃子の皮作りからスタート。
もちろん待ち合わせから何から、連絡は全てWeixin(微信:中国版LINE)で取り合い、現場(寮)では日本語と中国語が入り混じってカオスです。
私たちもせっかくの機会ということで、彼らに中国語を日常的に教えてもらっていたので、彼らの奥様やお子様とも少しだけ会話ができるような状態でした。
私たちとオフショアの方々が餃子の皮を作る中、当時20歳の馬くん(独身、彼女なし。中国で新居を買ったばかりで単身赴任)が「なんか作る!」とキッチンに消えていきました。
そこで出てきたのがこれ。
十三香です。
馬くんは優しいので「じゅうさんかおり」と私たちに教えてくれました。ありがとう。
これを使って馬くんが作った肉味噌が、もうまじで絶品。
※イメージ画像です
普通に肉味噌を作り、香辛料として十三香を加えるだけなのにめちゃくちゃおいしい!鼻から抜けるスパイシーな香りがたまりません。
ちなみに十三香は辛くありません。あくまで香りづけのみなので、辛いのが苦手!という方でも全然大丈夫です。
(馬くんが使っていた緑色の箱に入った味噌もめちゃくちゃ美味しかったのですが、名前を失念。。誰か知っていたら教えてください。。)
そして、馬くんはこれを餃子のタネにも使うといいと言う。
これを料理に使うだけで、本格中華の味になります。
しかも、楽天であれば300円かからずGETできてしまう超お手軽品。
送料もったいないYO!って人は、上野が近ければ「上野アメ横センタービル地下」の「中国物産 海羽」さんで買えます。
十三香を使ったおすすめ料理
肉味噌
水餃子
(焼き餃子でも良いと思います!が、オフショアの皆さんいわく「焼き餃子は中国であんまりメジャーではない。余ったおかずのリメイク料理みある」らしいので水餃子がBESTかと)
チンジャオロース
麻婆豆腐
あとは単純に肉を炒めて塩と十三香で食べてもいけると思います。
注意:十三香の保存
トリュフ塩とかと同じでめちゃくちゃ匂いが漏れます。
ジップロックに入れて保存してください。
もう一度言う
中華料理に興味があるなら迷わず十三香を買ってみてほしい。
安いから。