LUSH MY LIFE.

ジャニヲタとして生きる

「音楽喜劇 のど自慢 〜上を向いて歩こう〜」大千秋楽を終えて

ジャニヲタのみなさま、お疲れ様です。


名古屋コンを控えて忘れないようにのど自慢の思い出をパッションとともに書き綴ります。

「音楽喜劇 のど自慢 〜上を向いて歩こう〜」の大千秋楽が終わりました。
6/29の初日公演から8/18の大千秋楽まで全25公演、河合くんの初単独外部舞台出演が無事に終わったことにまずは感謝です。

のど自慢のあらすじなどはこちらから

www.lml320.com

パッションとともにのど自慢を振り返る

この舞台は発表当初、「森昌子さんが32年ぶりに舞台で主演する」ということが大きく取り上げられ、河合くんはその「マネージャー」役と報じられました。

多くのジャニヲタは「森昌子さん」を応援している世代ではないし、お母さんやおばあちゃんが森昌子さんを好きな世代なので、「いや郁人の舞台地味すぎるでしょwwwwwwww」と思ったに違いありません私もそうでした。

初日の評判を見てから色々と考えようと思っていましたが、偶然初日公演に行けなくなった同好の志から「こんな席を空席にするわけにはいかねえ」という席を譲っていただく。
そして現場で感じたのです。「地味」なんかじゃなかった、多くのオタクは勘違いをしていた、と。

まず、「森昌子さんが想像の300倍かわいい」こと。河合くんや寺西くんといったイケメンたちを手のひらでコロコロ転がす姿はまるで犬のトップブリーダー。そして、笑った瞬間会場がぱあっと明るくなるような、後光がさすような雰囲気。想像していた「妙齢の演歌歌手」とはほど遠いその姿にびっくりして、Wikipediaで森昌子さんのページを見ました。
・歌マネは絶品で最近売れてる本職のモノマネ芸人よりも完成度が高く、声だけ聴いてたら当人と聴き分けが困難なほど上手い物真似
・若い時はかなりのやんちゃ

めっちゃ面白いじゃん

初日で森昌子さんのことが大好きになりました。

そして導かれるままにリピーターチケットを買い、Twitterではのど自慢の布教につとめ、友人を誘って観劇しまくりました。

国際フォーラムの公演は8割ほど観劇させていただき、そのすべてが楽しくて、毎回終わるたびに「元気をもらったなぁ」「明日もがんばろう」と思える舞台でした。

森昌子さんをはじめとする大物の方々と、河合郁人くん、上原多香子ちゃん、寺西拓人くんという若いアイドルの方々。
そして、歌うまな各業界の方々。本物の歌手の方もいっぱい出ているんですよね。
生島ヒロシさんや牧野尚之さんという本職の司会者の方が進行をつとめるのど自慢コンクールのシーンは、私たち観客も1出演者として受け入れられているような気がして、とても楽しかったです。

「2幕はハイパーシャブ」という言葉がぴったりなほどアッパーとダウナーが良い配合でブレンドされていました。
3時間の舞台、長丁場ですが終わったころにはもうそりゃシャブをキメてますからしゃかりき元気です。たくさんの元気をもらいました。

この舞台では古い歌が多く出てきます。「せんせい」「越冬つばめ」など森昌子さんの歌をはじめ、尾崎豊の「I LOVE YOU」、坂本九の「上を向いて歩こう」「涙くんさよなら」など。
これらの歌を私はちゃんと聞いたことがなかったのですが、今回の舞台で出演者の気持ちが乗った歌を聞いたら一気に好きになりました。越冬つばめは河合くんと湖月わたるさんが一緒に歌うシーンで感動させられた後に森昌子さんの歌を聞くと、正直ながら「やっぱり本物が一番すごい」と思ってしまいました。自担ごめん。本当に最後の越冬つばめは泣いてしまいました。初日、涙がこぼれた河合くんを見て思わず私も泣きそうになりました。千秋楽では越冬つばめを聞きながら「あ〜〜〜本当に終わっちゃうんだ」と思ったら涙が止まらなくなりました。どこかで須谷ちゃんも越冬つばめを聞きながら、「赤城麗子としての終わり」みたいなものを1mmくらい感じたのかもしれませんね。実際は「赤城麗子第2章」があの舞台の後に始まるのでしょうけど、ラストシーンの須谷ちゃんは何かのピリオドを感じたのでしょう。千秋楽では須谷ちゃんも涙声だったのがめちゃくちゃ印象的でした。森昌子さんも前楽ではあのシーンで涙をこぼしていて、ああ、この2人の関係性も大きく変わったのだな、と。今までは須谷ちゃんが引っ張っていくようなスタイルだったのかもしれないけれど、これからは正真正銘「マネージメント」、縁の下の力持ちになるのかもしれないな。と感じました。

今回、須谷ちゃんという素晴らしい役を通して河合くんの人間性も変わったような気がします。30近い男の人間性を変えてしまう舞台はすごい。「人見知り」でコイベビでは橋本くんに関係性づくりを引っ張ってもらっていた河合くんが、「人と話すのが楽しい」というまでに変化したのは間違いなくこの舞台での成功体験(と、私は思っています)で、森昌子さんがあふれる愛でキャストを包んでくれていたからだな、と感じます。昨年まで手がけていたA.B.C-Zのコンサート演出もとっつーに一任するなど、河合くんにとって今年は色々と心境の変化を促された一年だったように思います(まだ8月)。

素敵な現場を本当にありがとうございました。