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ジャニヲタとして生きる

ABC座2016 株式会社応援屋!!感想

ジャニヲタの皆様、お疲れ様です。
先日、はじめてのえび座を観劇してきました!

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ABC座(通称えび座)とは

 2012年2月からスタートした、A.B.C-Z主演の舞台。第一回から2016年の現在まで、日生劇場で上演されている。ちなみに第一回が決まったときのネットニュースはこんな感じでした。

www.theaterguide.co.jp

過去のえび座

 2012年2月4日〜29日「ABC座 星(スター)劇場」
  はっしー演じるリョウスケが、過去から現在までの自分のルーツを探る時間旅行をする話。戦国時代を河合くん、戦争時代を五関くん、昭和のバンド時代を戸塚くん、リョウスケのお父さんを塚田くんが演じています。

 2013年10月6日〜28日「ABC座2013 ジャニーズ伝説」
  ショータイム含む四部構成。【一部】1962年に結成された、ジャニーズ事務所初のユニット「ジャニーズ」の歴史を舞台化した話。真家ひろみさんを塚田くん、飯野おさみさんを五関くん、中谷良さんを河合くん、青井輝彦さんを橋本くんが演じています。戸塚くんはアメリカの有名人を複数役演じています。5ringsが初披露された公演。
 二部ではフォーリーブス、三部ではA.B.C-Zの歴史が舞台化されています。はっしー加入前にいろいろメンバー変えて試していたときの話とか、はっしー加入後の塚ちゃんとの喧嘩や郁人からの愛ある指導についても舞台化。

 2014年5月9日〜30日「ABC座2014 ジャニーズ伝説」
  2013年のえび座再演。はしふみがイチャイチャしているとのレポを多数見るのはこの公演です。

 2015年10月7日〜28日「ABC座2015」
  1幕がストーリー仕立てになっています。A.B.C-Zが演じる売れないバンド「プラネッツ」が過去にタイムスリップし爆売れするも、はっしーと郁人が方向性の違いから仲違いをしてしまいます。二人は和解することがないまま、不慮の事故ではっしーが死亡。はっしーが身を挺して助けた猫が奇跡を起こし、はっしー復活、現代に戻ってきてまた頑張る彼らというストーリーです。
  2幕はショータイム。A.B.C-Zが舞台から一度も降りない、というコンセプトのもと様々な曲を披露します。Great 5での5STAGE初披露はここ。

ABC座2016 株式会社応援屋!!

 2016年10月5日〜26日@日生劇場にて上演。二部構成でした。

 以下ネタバレです。ご注意ください。

A.B.C-Zが演じた登場人物

 ジョー(戸塚祥太):野球好きの青年。プロ野球ではなく高校野球専門。野球にあわせてシフトを組まさせてくれるというメリットから、同じコンビニで長らくバイトをしている。河合くん演じる修也とは幼馴染。

 修也(河合郁人):元塾講師。毒舌が過ぎてネットで炎上、塾講師をクビになった。カッとなりやすい性格で感情が表に出やすい。元同僚の由美子が立ち上げた企業「株式会社応援屋」のメンバーに誘われる。

 イシケン(橋本良亮):若き天才プログラマー。人気アプリを開発し巨額の富を得て、テレビやメディアにも引っ張りだこ。時代の寵児となる。IT技術を駆使して企業を潰したり、将棋ロボ「CATANA」を開発して棋士と戦わせたりして他人を貶めてばかりいた。あるとき、長岡の花火大会で由美子の元夫と出会い、親のように感じる。自分の力を人のために使いたいと思い「株式会社応援屋」を立ち上げる。人の心は数学(mathematics)と言い切るほどデータに信頼をおいている。口癖は「想定内」。

 くりくり(塚田僚一):幼いときから将棋に興味を持ち、小学生ながらにその才能を開花させる。五関くん演じる桂馬と小学生名人戦で戦い勝利し、そのままプロになるかと思われた。が、プロにはなれず一線を退く。5年間ひきこもり生活をしながら筋トレやDJに精を出していたが、桂馬のことは最強の棋士として尊敬していた。そんな折、桂馬が将棋ロボCATANAに敗れたニュースを知り5年ぶりに外に出る。愛車は父が買ってくれたDJブースつきのピンクの軽トラ。

 桂馬(五関晃一):予想の裏をつく将棋をすることで有名な、強いプロ棋士。小学生のときに名人戦でくりくりに敗れた(ちなみにその動画はネットに出回っている)。あるとき、イシケンが開発した将棋ロボ「CATANA」と戦うもCATANAに敗れ、引退を決意する。行きつけのバーは「チェリームーン」。

 河合さんとはしふみ寄りの感想

 あて書きされた台本なだけあって、時折「うううううわかるよおおおお」って思うところは多かった。

 特にジョーと修也が応援屋に入社するかどうかで意見が割れてしまうところの、ジョーの台詞はぐっときた。「すぐカッとなるその性格で損してることあるなぁって、ずっと思ってたよ!」という台詞。郁人はカッとなることはそこまでなさそうだけど、感情が表出しやすいのは確か。特に、とっつーと比べてその差は大きい。とっつーの感情表出は「他人に対して」というよりも、「自分に対して」という方向性で起きるイメージ。

 修也が応援屋を訪れたとき、そこにやってきたイシケンと言い争いになるシーンがある。ここでは、はっしー加入後に誰よりも厳しく接していた郁人のことを思い出した。もちろんイシケンにはっしーが似ているということではないのだけど、自分なりのやり方を貫くある意味頑固なイシケンに対し、同じくらい自我の強い修也。この二人は劇中でもやりとりが多い。ぶつかりながら形づくられるはしふみの姿が、イシケンと修也に重なって見えた。

 応援屋に入ったジョーと修也に対して、はじめは「上司」というスタンスのイシケン。修也はしぶしぶながら従う表情。でも、後半になると修也がイシケンを見るまなざしが変わっている。前半の「なんだよコイツ」という懐疑心の固まりみたいな目から、まるで弟を見るような優しいまなざしになってる。現実のはしふみは若干郁人の幼児退行が進んだせいで、もはや良亮お兄ちゃんとふみとくん(5さい)という状況になりつつあるけれど、いざという時に頼りになる郁人と、そのかっこいい郁人が大好きなはっしーという関係性がイシケンと修也から垣間見えて本当によかった。

 何度も何度もぶつかって、それでもずっと一緒にいて、いつしか家族のような存在になっているのが伝わってきた。これがはしふみの関係性を意識して書かれたのだとしたら諸手を上げて寄付したい。

楽曲について

 西寺郷太さんが編曲を行っています。控えめに言って最高でした。個人的に好きな曲をBEST5にします。

5位 人の心はマスマティックス?

4位 We're DIGITAL BOYS

3位 腐れ縁・イン・ザ・レイン

2位 Delicious

1位 OH&YEAH!!

 Deliciousはただひたすらに眼福でした。A.B.C-Zが刀持って戦います。途中で五関様以外の4人が離脱するんですが、その直前にデジボのみなさんから締め上げられています。河合くんが首元にライトセーバー突きつけられてる表情だけで言えばR18でもおかしくないレベルです。防振を持つ手が震えます。
 そして、五関様がソロになった瞬間の鳥肌がやばかった。それまで5人で戦ってたけど、4人が離脱してもその想いを背負ってたった1人で戦うって姿がかっこよかったです…。 (小並感)
 ちなみにショータイムは、えびちゃんがこんなにかっこいいのにキャー!って言っちゃいけないなんて拷問や、、と思っていたのですが、えび座二幕で散々泣いたテンションのまま見るとキャー!とか言う気も起きないというか。いい意味でえび座の中にショータイムが組み込まれているなあと感じました。

DVDカメラについて

 10/24にカメラが入っていたようです。ただ、過去のDVD化状況を見る限り、「前編映像化」の可能性は薄い…。全曲本当によかったし、A.B.C-ZのみなさんだけでなくJr.が素でよかったので映像化を心待ちにしています。