去年の7月に結婚し、はや半年が過ぎました。
先日家の整理をしていたとき、昔使っていた手帳からこんなのが出てきてびっくり!
「2014年に出会った彼と、2016年7月に結婚する」
「結果は努力によって導かれる」と信じていてスピリチュアル系は一切信じない私でしたが、これマジ?と思って怖くなりました。
そのメモを書いた時に読んでいた婚活本がこれです。
ジャケ買いしたこの本で「彼氏がいてもいなくても、結婚する日を決める」と書いてあったので、本に従って自分の年表を書き、「このくらいには結婚していたい」と思ったタイミングを書きました。
それが2016年7月。本を買ったのは2013年なので、3年後の夢を描いたわけです。
そして本当に、翌年出会った男性と2016年7月に結婚しました。
この本、イラストは好みが分かれそうな感じですが、きっと著者の方は地頭が良い人なんだろうな〜と思います。わかりやすいし、淡々としている。
ウェットなスピリチュアル系が苦手な人や、サクッと内容を理解してとっとと実行したい人におすすめです。
- 私の恋愛遍歴
- 振られる理由は全部「お前とは結婚できない」
- なんで結婚したかったんだっけ?
- 「俺と結婚したいんじゃなくて誰とでもいいんだ?」とかいうクソな質問
- 婚活に対する私のイメージ
- ジャニヲタの婚活
- Amazonレビューも少ないけれどパンチある
- この本をすすめるワケ
- まとめ
私の恋愛遍歴
結婚に至るまでの恋愛遍歴を。
17歳で人生初の彼氏ができるも、部活の方が楽しくてあまりデートをしないままでいたら自然消滅。
19歳で顔採用した彼氏(大野くんに似てました。。)ができて以来、半年空かずに彼氏を作り続けるいわゆる恋愛依存タイプです。
彼氏がいないと落ち着かないし、いつも恋愛していたい!というやつでした。
ジャニーズも好きだし他の趣味もあるし、恋愛なしでも充実していると思われがちなんですが、とにかく「彼氏のいない自分」が受け入れられないタイプです。
恋愛に奥手なタイプでもなかったので、いつかなんとなく結婚するんだろうな、と思っていました。
振られる理由は全部「お前とは結婚できない」
29歳で結婚するまでに付き合った人数は6人(今の旦那を除く)。
1人は自分から別れましたが、残り全員からは「お前とは結婚できない」と言われて振られました。
私「なんでそんなこと言うの?いやなところがあるなら直すから」
彼氏「結婚生活がイメージできない。ごめん、無理」
こんな感じでいつも振られていました。
結婚願望は強くて、付き合った人全員と「いつか結婚できたらいいな〜」と思いつつも、まったく結婚の話は出ない。
25歳を迎えた私ですが、会社の同期は院卒が多く、彼・彼女らの結婚式に出ることも増えました。
頭の中で「まだ学卒だから・・・会社員3年目だから・・・大丈夫」と何度も言い聞かせていても、やっぱり目の前で幸せそうにしている友人を見ると、どこか羨ましく思ってしまうのです。
結婚式の二次会から酔っ払って帰ってきて、泣きながら眠ることもありました(ガチ)。
当時は街コンがやっと出てきたくらいで、婚活パーティーもまだまだ下火。婚活なんて20代でやるもんじゃないっしょ、だって彼氏もいるし。なんて思ってました。
でも、当時の彼氏・Tくんはバリバリのベンチャー志向。「仕事が落ち着くまで結婚はできない。俺が40歳になるくらいかなぁ」とか言ってました(当時彼は30歳)。
なんで結婚したかったんだっけ?
当時25歳の私、Tくんが40歳になるまで待ったら35歳です。
絶対結婚できる確証もないのに、10年待つなんてめっちゃリスク高い!!だったら先に婚約だけしてよ、と言ってもどこ吹く風でした。
じゃあ、と。ふと思ったわけです。
結婚という形にこだわるからいけないのではないか?
彼氏彼女の感覚でずっと生きていけばこんなに不安になることもないし、結婚できない自分に対して落ち込まなくてもよくなるのでは?
別に結婚にこだわらなくてよくない?
このまま結婚願望自体を捨ててしまおうと思ってました。
でも、やっぱり無理でした。
そもそも「結婚できない」って落ち込んでる時点で、「結婚したい」んです。
「俺と結婚したいんじゃなくて誰とでもいいんだ?」とかいうクソな質問
昔の彼氏、Yくん。
背も高くイケメンで頭も良く、ややコミュ障でしたが明るくて友人も多い。
そんな彼と結婚したいと思っていたときのこと、ふと言われたことがあります。
「俺と結婚したいんじゃなくて、結婚できるなら誰でもいいって思ってない?」
これ、ずるいですよね。
「そうだよ」と答えたら、彼のことを好きじゃないみたい。
「違うよ」と答えたら、「俺のこと好きなら待っててね」って言われる。
頭がよくてずるい男の常套句だなあ、と思いました。
結婚したい女子の夢は「好きな男と結婚すること」。
でも、「好きになる男は生涯1人だけ」ってことは絶対にない。
例えば、私の場合、過去付き合った元彼のことは全員「その瞬間一番好きな人」だった。人生でたった1人しか好きにならないなんて、絶対にない。
だから、「次に付き合う人のことを大好きになる」ことだってありえるわけです。
そういう人と結婚できればいい。別にYくんじゃなくてもいい。
そう思い、別れを決意しました。
婚活に対する私のイメージ
「婚活=彼氏ができない人がやるもの」と思っていました。
人見知りで、男の人との出会いもなくて、見た目にも自信がなくて、、、みたいな感じの女性が最終的に行き着くところ。
それが、婚活のイメージです。
めちゃくちゃネガティブですよね。
なので婚活パーティーや街コンには応募する気が起きませんでした。
でも、今の彼氏はあと9年待てと言うし、9年待てば結婚できる保証なんてどこにもない。
「地球上に男は何人いると思ってるの?」
「35億」
当時はブルゾンちえみさんのネタなどありませんでしたが(笑)
「婚活=結婚したい人がやるもの」にイメージチェンジしたわけです。
35億いればなんとかなるだろ!みたいな状態。
ジャニヲタの婚活
この本では、自分がプロポーズされたい人のイメージを確定する作業があります。
(「誰に向けてプレゼンするのか?」みたいな仕事の資料作りと似ているところも、この本の好きなところです。頭を切り替えずにできる)
その中でも、男性を5つのタイプに分類する作業が面白かったです。
- 本質的に合わない彼
- 惹かれるけど合わない彼
- 理想の彼
- 真の彼
- 本質的には合う彼
「理想の彼」はいわゆる超ハイスペ。「真の彼」は理想の要素を持ちつつも、素の部分が合う人、だそうです。
自担は死ぬほどかっこいいけど結婚はしたくない、みたいなものでしょうか。
話が少しそれますが、ジャニヲタ女子の良いところは、「自分の趣味があること」だと思ってます。
彼氏に依存せず自担を見ているので、「私と仕事どっちが大事なのよ!?」とかあんまり言いません。そりゃないがしろにされたら言うだろうけど、金曜の夜にデートしてなくても家に帰ってMステ見ますし、旅行に連れて行かなくても遠征旅行して楽しんでますのである程度のメンテをしてくれれば大丈夫です。
私の場合は、「私の趣味を大事にしてくれる人」か「同じように趣味がある人」に尊重してもらいたいなぁと思っていました。
また、現場派のジャニヲタはお金がかかるので、仕事を辞めるつもりはありません。共働きに理解がある人というのも大事なポイントでした。
Amazonレビューも少ないけれどパンチある
Amazonのレビュー、少ないけれど評価が高いです。
しかもAmazonのなか見検索で結構読めちゃうので、試しにレビューとあわせて読んでみてください。
この本をすすめるワケ
これ、やってみるとわかるのですが「結婚」について結構深く掘り下げます。
その過程で、自分は本当に結婚したいのか見極めがつく気がしてます。
著者の方も書いてますが、今の世の中、素敵な独身女性が本当に多いです。自分が充実していれば、結婚している・していないはどうでもいいと思います。
「結婚したくない人を無理に結婚させる」必要はなく、「結婚したいのにできない」という状況だけを打破すればいい。
就活の時に書いたESを保管してるんですが、後から見ると「滑り止め」で受けた会社の志望動機とかってなんか薄っぺらいんですよね。面接官に好かれるようなことばかり書いている。それでも簡単なES程度なら書けてしまうわけです。質問も浅いから。
でも、この本は結構質問が深いので、本当に結婚したいのか?と考えることができます。25歳の私によくやったなと言ってあげたいです(笑)
私のように、婚活にはちょっと抵抗があるけど結婚はしたいなぁという人もぜひ読んでみてください!イラストが多めなので、結構テンションあがります。
まとめ
今までのブログ記事の中で一番赤裸々にいろいろ書いた気がします。
でもたくさん書きたくなってしまうくらい、手帳に書いた夢が実現したことが嬉しかったです。
結婚したいけど今のままでいいのかな?って方は、ぜひ一度やってみてください。